自分のキャッシュ・フローを把握するには、どんな形であ れ金銭管理帳を付ける必要がある。言い方はいろいろあるが、家計簿とか、お小遣い帳
という言葉であれば庶民的だ。金銭的にしっかりしている人であ れば、既に実践している人もいることでしょう。そんなあなたは億万長者予備軍だ。
全然自慢にならないが、自分も過去に何度も挑戦していた。しかし、会社でお酒を飲んだり、出費が連日続くといつのまにか分からなくなってしまい、結局挫折してしまうのだ。そうです、お小遣い帳
を付けるということは非常に大変なことなんです。(頷いてくれる人がいることを信じています。) お小遣い帳 を毎日記帳できているそこのあなた!あなたはすばらしい!ワンダフル!私にはとてもできなかった。
しかし、安心して暮らせる老後を実現する為、働かなくても生きていける経済的自由を手に入れるため、そして自分の両親に親孝行をしてあ
げる為、そのためにお小遣い帳をつけろというのであれば、今一度、お小遣い帳 に挑戦してみます。
心機一転、お小遣い帳 をつけ始めました。
集計はパソコンのエクセルで管理。日々の明細はハンディータイプのノートを使用。
以前はエクセルやアクセス、MicrosoftのMoneyというソフトを使用していたのだが、2・3日パソコンをつけないと収支がさっぱり分からなくなる。
そこで、日々の細かな支出の把握は、お金を使う度に小さなノートに記入し、そのノートを元に、不定期にエクセルで作成したお小遣い帳
に転記するという方法を取った。二度手間になるが、使うたびにしっかり記録を取れるので安心。
毎日、収支と実際の残高までを確認しているわけではなく、とにかく支払ったものを記録し続ける。
エクセルに転記するタイミングで収支と残高を確認、おかしなぐらいに金額が合わない。(ダメじゃん) まあ、お小遣い帳をつけるのが目的ではなくて、キャッシュ・フローを確認する為なので僅かな誤差は問題なし。しかし1万円程度ずれる事もあ
り、結構焦る。まあよくよく考えてみると定期券を買っていたりする。
お金が一人でに消える事はありえないのだが、お小遣い帳をつけ始めたばかりだと、管理がずさんなのか、1万円なんかあ っという間になくなっている。一週間で不思議なぐらいお金を使っていて、まるでお金が消えて行く感覚に襲われるのだ。
「こんなに金使ったかなぁ?」
まあ、こんな調子でした。
真面目にお小遣い帳をつけていたのだが、毎日持ち歩く記録用ノートがとても使い辛い。
第一に、かっこ悪い。使った後にノートを取り出してメモを取る姿はお世辞にも格好よくない。人に見られるとちょっと恥ずかしい。どんなにビシッときめていても、とてもエグゼクティブには見えない。(まあ
実際、エグゼクティブではないけど。)
第二に、ペンをはさめない。メモを取るには当然ですがペンが要る。(私はボールペンを使用) ペンなんて持ち歩かないよ普通。
第三に、計算機能がない。お小遣い帳 をつけると絶対に必要になるのは電卓だ。パソコン版の家計簿ソフトでは必要ないかも知れませんが、ハンディータイプのノート版では必須。ノートに記入していて、今日はいくら使ったのか知りたくなるときがあ
る。そんな時、マジで電卓が欲しくなる。
上記の内容を考慮すると、私はどこかに出かけるたびに
1.お財布
2.ハンディー・ノート(携帯用お小遣い帳)
3.ボールペン
4.電卓
の4点を持ち歩かなければならない。
会社にいる間は鞄に上記のものを入れているが、こんなもんは昼休みの食事の際や、休日に持ち歩かない。
「缶ジュース買いに行くのに、いちいちこんなもん持って行くかよ!」(怒!)
こんな調子だから収支が分からなくなるのでは?お小遣い帳が長続きしないのでは?
とにかくムショウにむかついてきた。
やっと分かった。お小遣い帳が続かないのは、私が悪いんじゃない、こんなもんを常に持ち歩けないのが悪いんだ。
さあ、そこでどうしたか? |